《一級建築士学科試験》学科Ⅲ(法規) 法令集のつくり方と活用方法

一級建築士 学科試験

Ohashi / 建築技術研究所 です。

学科Ⅲ(法規)は、とっつきにくいため苦手だと思う受験者も少なくありませんが、5科目の中で唯一、参考資料の持込みが許可されており、合格のためには、点数を稼ぎたい科目でもあります。

今回は、学科Ⅲ(法規)の中でも、法令集のつくり方と活用方法についてお伝えします。

  • 法令集の作り込みは早めに
  • 過去問を解いたらラインを引く
  • 練習では全選択肢について法令集を引く
  • 本試験で法令集を引くのは確認作業
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許可された法令集

まず、はじめに試験元から許可された法令集がどんなものなのかを確認します。

条件1.
条文等の順序の入替及び関連条文等の挿入を行っていないこと(条文等の省略は認められる)。

条件2.
次に掲げる簡単な書込み及び印刷以外に解説等を付していないこと。

イ.目次、見出し及び関連法令・条文等の指示(法令、章、節、条等の名称、番号及び掲載ページを限度とする)
ロ.改正年月日
ハ.アンダーライン(二重線、囲み枠含む)
ニ.○、△、×の記号

建築技術教育普及センターHP(https://www.jaeic.or.jp)より

以上により、法令集の書込みは、参照する法令の見出しや該当頁数等の軽微な書込みは認めれているものの、図表による解説や早見表の書込みは認められていません。

これに違反すると試験で法令集が使用できないだけでなく、精神的にもベストな状態で試験に臨めなくなりますので、注意が必要です。

法令集の作り込みは早めに

前項でご確認いただいたように、アンダーラインは認められています。
アンダーラインがなければ限られた試験時間で解答することができず、アンダーラインは、試験対策として最初に取り組むべきことになります。

どのように引いたらよいかは、各資格学校がアンダーラインの引き方見本を作成しているので、それを参考にしましょう。

また、法令集にアンダーラインが無い状態で過去問を解いたり、資格学校の講座を受講することは、効果を半減させてしまうため、できるだけ早いうち、理想は12月中に終わらせておくべきです。

過去問を解いたらラインを引く

法令集の作り込みは、前項でお伝えした各資格学校のアンダーラインの引き方見本だけでは不十分です。

そのため、過去問を解く度に該当箇所にアンダーラインを引いていきます。

こうすることで、過去の出題頻度が高い部分がより見やすくなり、試験であなたを助けてくれます。

必要に応じて、条文内の数値や「以上・以下」「超える・未満」等試験で引っかけられやすい部分にマーカーを引いていくことも有効です。

もう少し具体的な例を挙げれば、耐久性等関係規定」とはどの条文なのかを確認し、その条文の頭に印をつければ、それを参考に問題を解くことができます。

このように、いかに早く問題を解くかに特化して法令集を作り込みましょう。

資格学校に通学されている方は、講師に法令集の作り込みについて聞いてみるといいでしょう。

練習では法令集を全選択肢で引く

前項でお伝えした法令集の作り込みをするためにも、初期の学習段階では、すべての選択肢について法令集で確認することは有効です。

また、繰返し法令集を引くことで、法令集を引くスピードが速くなるだけでなく、次第に法令の構成を覚えて法令集に頼らず解答できるようになり、解答スピードを上げることに繋がります。

本試験で法令集を引くのは確認作業

前項でお伝えした通り、主要な法令の構成を覚えれば、本試験では絶対に正答肢ではないものをスルーして、可能性がある選択肢のみの確認で正答肢を導く事ができます。

単純計算で、〔30問×4肢=120肢〕ある試験問題を試験時間1時間45分(105分)で、すべて引くことはかなり無理があります。(1肢あたり52.5秒)

そのため、法規で高得点を狙うためには、自身がある問題は法令集を引かずに正答することが必須でああり、いかに練習段階で過去問を繰り返し解いていくかが勝負の分かれ目になります。

まとめ

  • 法令集の作り込みは早めに
  • 過去問を解いたらラインを引く
  • 練習では全選択肢について法令集を引く
  • 本試験で法令集を引くのは確認作業
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