今回は、前回に引き続いて、道具の紹介をしていきます。
蛍光ペン
私は、「パイロット フリクションライト」を使用していました。
これを使用していた理由は、フリクションシリーズ最大の特徴である「消せる」ということです。
建築士試験は色塗り大会ではないので、カラフル問題文を作る必要はありませんが、視覚的に分かりやすくなるように色を使い分けて思います。
その時、色を間違えてしまうと勘違いの原因になり得ます。
そこで、消せるペンを使うことで多少の間違いなら修正する事ができます。
ちなみに、色分けは以下のようにしていました。
- ピンク:部門①
- オレンジ:部門②、敷地図の歩道
- ブルー:管理部門、
- グリーン:その他の施設(屋外施設)
- イエロー:共用部
- パープル:部門③、最終チェック
多機能ボールペン
課題文の読取りでアンダーラインを引くボールペン、エスキスで使用するシャーペンは、多機能ボールペンを使っていました。
多機能ボールペンを使っていたのは、ペンを持ち替える時間を少なくするためです。
三菱鉛筆 ジェットストリーム 多機能ペン 4&1 MSXE5-1000 0.7mm
このボールペンは、書き味が滑らかで手が進むので、とても使いやすいです。
シャーペンの芯は前回紹介したもののBです。
平行定規
平行定規はどれが一番いいのかと考える方も多いと思いますが、大差は無いので、正直、使い慣れさえすれば、どれでもいいと思っています。
私は、MUTOH ライナーボードを使っていました。これも、大学生の時から使っていたもので、特にこだわりはありませんでした。
三角定規
三角定規も平行定規同様、こだわりはなく、単純に線を引くためだけに使用していたので、ドラパスの目盛りが無いものを使っていました。
強いて言えば、フローティングディスクを貼っていたくらいです。
ドラパス 三角定規 目盛なし 2MM厚 15cm 13021
また、製図試験の受験者は、よく、バンコの三角定規を使っている人がいますが、試験ではあんなにたくさんのテンプレートは必要ないので、私は使いませんでした。
テンプレート、スケール
テンプレートは、総合資格のものを使っていました。
テンプレートは、様々な制限があるので、試験に特化したものを使用することをおすすめします。
決して、回し者ではありませんが、総合資格のテンプレートは機能的にも必要最小限で、1/200の目盛りが付いているので、良かったと思います。
また、三角スケールについては、用紙が5mm方眼になっていますし、テンプレートの1/200スケールさえあれば、不要だと思います。
まとめ
- 間違えても消すことができるフリクションペンが便利
- 道具を持ち替える時間を減らす工夫をする
この記事は後編です。
前編は下記よりご確認ください。