《一級建築士製図試験》資格学校の直前講座について思うこと・有効な使い方

一級建築士 製図試験

Ohashi / 建築技術研究所 です。

資格学校の講座を受講すると必ず通常の講座とは別に有料の特別講座が開講されます。

今回は、その中でも「直前講座」について思うこと・有効な使い方をお伝えしたいと思います。

  • 初見の問題への対応を確認する
  • 不安なことが無くなるまで質問する
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何のための講座なのか

表向きは、通常講座内で取扱わなかった内容の中から、出題されそうな部分をピックアップして出題に備えるといった意味合いで行われています。

しかしながら、本質は、試験後に「扱わなかった内容が出題された」と言われないためという部分が大きいのが実状です。

NやSは、お互いにどんな内容で教えているのかを探り合っています。

そのため、どちらかだけが扱った内容が出題されてしまうと、資格学校としての信用問題になってしまうため、それを防ぐ意味合いが強いです。

個人的には、受講しないと合格しないかのような雰囲気を出すのは、いかがなものかと思っています。

直前講座を有効に使う

とは言え、受講すると決めたからには、有効に使わなければ、もったいないです。

直前講座では、次の2つを意識して受講してみてください。

  • 初見の問題への対応
  • 不安なことを無くす

初見の問題への対応

直前講座の有効な使い方は、初見の問題をどのように読取り、どのような空間構成にするのかを考える、までが正しくできるかを確認することです。

具体的には、始めの1時間で【読取り】~【エスキス前半(1/400プランの前)】が、正しくできるかを確認します。

できていれば、自身をもって試験に臨めばいいですし、うまくできていなければ、何ができなかったかを把握して試験に臨められればいいです。

ここで扱った課題の深入りは厳禁です。最後までやることに意味がありません。

不安なことは無くす

講座の内容にかかわらず、これまでの講座で扱ったもののの中から、充分理解できていないものを改めて質問する時間にしてください。

別記事でもお伝えした通り、最後は気持ちの問題が大きなウエイトを占めます。「これだけやったから、大丈夫」と思えるように、不安なことをすべて講師に質問してください。

高いお金を払う以上は、講師を簡単に帰してはいけません。理解できるまで質問しましょう。

まとめ

  • 初見の問題への対応を確認する
  • 不安なことが無くなるまで質問する
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