建築士試験合格験者の私が二級建築士合格者に伝えたい【3つ】のこと

一級建築士試験

Ohashi / 建築技術研究所です。

二級建築士の試験に合格した方、おめでとうございます。

努力が報われるとうれしいですよね。

この記事では、私が二級建築士試験合格者にお伝えしたいことを書いています。

  • 試験合格は、ゴールではなくスタート
  • より高い技術・知識を求め続けるべき
  • 「気づき」が自分を成長させる
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プロローグ(第0章)の終わり

二級建築士の試験合格は、あくまでプロローグ(第0章)の終わりであってゴールではありません。
これからが本当のスタートです。

有資格者になったからこそできる仕事があり、周りから信用を得ることができます。

そして、さまざまな経験を重ねることで、本当の意味で、【建築士】になれるのだと思っています。

その、本当の意味での【建築士】になるためには、次からお伝えすることについて考えてみてください。

目指すは一級建築士!

私は、技術者である以上、より高い技術・知識を求め続けるべきだと思っています。
その方法のひとつが、上位資格の所得です。

近年の二級建築士の試験は以前に比べれば難しくなっていると言われています。
その試験に合格する実力がある方には、ぜひ一級建築士に向けて頑張っていただきたいです

私自身、二級建築士合格後よりも一級建築士合格後の方ができることが増えたと実感しています。

しかしながら、二級建築士に比べ、一級建築士の壁は高いです。

学科試験でいえば、二級は学科Ⅰ(計画)に環境設備が、ひとつの科目となっていたり、構造の計算問題も不静定構造や塑性モーメントなど範囲が広がっています。
しかも、環境設備は足切りになる受験者が多かったり、構造の計算問題も苦手にしている受験者も多いです。

製図試験も、二級建築士は2階建300㎡程度だったものが、一級建築士では3階建3,000㎡と面積でいえば約10倍ですし、特殊建築物になるので防火区画や2方向避難などの知識も求められます。
また、計画の要点も二級に比べれば量が大きく異なります。
試験時間も1時間しか違わないのに作図量が増えるため追いついていけない受験者も多いです。

そのため、二級以上の覚悟と高い意識をもって取り組む必要があります。

建築士(プロ)としての自覚

まずは、建築士(プロ)としての自覚を持ち、真摯に建築と向き合いましょう。
その中での「気づき」が自分を成長させてくれます。

また、建築士は一般の方でも知っている資格です。
一般の方からすれば、1年目も10年目も関係なく「建築士」として見られています。
知識が有るか無いかでしかないのです。

その中で若手建築士が経験豊富な建築士に近づくためには、知識を付けるしかなく、その意識が上位資格への知識の積上げになっていきます。

まとめ

  • 試験合格は、ゴールではなくスタート
  • より高い技術・知識を求め続けるべき
  • 「気づき」が自分を成長させる
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