コマの面積と組合せ

一級建築士試験の計画では、旧試験ほどではないものの、パズル的な要素を持っています。
そのため、柱で囲まれた部分(1コマ)の面積と組合せをある程度、暗記することで、要求面積から柱のスパン割りを推測することができます。

また、1コマの面積は、約50㎡と約40㎡の2種類が主流になります。ここでは、それぞれ50㎡形及び40㎡形として、コマの面積と組合せについて代表的なものをまとめています。

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50㎡形

一級建築士試験の計画で最も基本になるのは、X,Yともに7mのスパンです。
1コマをすべて室として使う場合だけでなく、廊下込みで考える場合も覚えておくと良いです。
また、X:8m×Y:6m(X,Yが入替わった場合も同様)の場合も50㎡になります。
8mのスパンは、短辺を3スパンとするときによく使用するため、覚えておくとエスキスの幅が広がります。

40㎡形

40㎡形の代表は、X:7m×Y:6m(X,Yが入替わった場合も同様)です。
X,Yとも6mの場合も約40㎡になりますが、あまり採用されないため、この中では割愛しています。